旅立つ仲間に。
旅立つオンに、
こんなカタチでしか贈り物をできない俺を許してくれ。
妄想記事はホントにこれで最後なんだからねっ!w
by 初代団長
こんなカタチでしか贈り物をできない俺を許してくれ。
妄想記事はホントにこれで最後なんだからねっ!w
by 初代団長
更に夜も更けて、その日はカラクリ城で泊まる事となった。
メンバーが寝ている中、
静かに準備をし、明日出航の船便時間を確認し、
カラクリ城を後にした。
正門につき、砥石で大剣を磨く。
そしてまた大剣を背に構え、
ゆっくりと歩き出したのだった。
出航時間は明日の朝方だ。
まだまだ時間はある。
ゆっくりと、ゆっくりとメンバー達との思い出を振り返りながら、
一歩一歩確実に歩んでいく。
一年半という期間だったものの、
全ての事がまるで昨日の事のように思い出せる。
そんな思い出達を胸の奥にしまい、また一歩。
そしてまた一歩と歩くたびに、カラクリ屋敷が遠のいていく。
姫:「そこの者、待たれよ。」
カイ:「!! 誰だ。」
いきなり背後から呼び止められ、
咄嗟に背にしていた大剣を構えてしまった。
そこには江戸のお姫様を思わせるような
衣装を纏った女性が立っていた。
姫:「お主は屋敷に来ていた者の一人か?」
その言葉でカラクリ屋敷のお姫様なのかと思ってしまった。
カイ:「そうです、
昨日団員であるオンカイと共にやってきた者です。」
姫:「おぉ、やはりそうか。
む、お主特別な者だな?」
お姫様は自分の胸元にある、「絆バッチ」を見つけて尋ねた。
「絆バッチ」は猟団名と団長である証を表したバッチだ。
カイ:「えぇ、まぁそうですが。」
明日を迎えればもう団長ではなくなる。
そのバッチを握り締め、俯いてしまう。
姫:「ほぅ、中々イイ物みたいだな・・・。」
カイ:「はい?」
お姫様の目つきが変わった気がした。
その時、屋敷の方から誰かが走ってきた。
オンカイ:「はぁはぁ、団長!」
カイ:「あれ?
オンじゃないの?」
オンカイ:「拙者、
団長に話しておかなければならないことがあって!
むむ、そちらの方は?」
カイ:「あぁ、屋敷のお姫様でしょ?w
オン、住んでたのに知らなかったのかよーw」
オンカイ:「貴様、何者だ?」
オンカイもまた目つきを変え、お姫様を睨み付けた。
カイ:「おいおい、オン。
この人はだな・・・。」
オンカイ:「団長!屋敷に姫なんておりませぬ!」
カイ:「なんだと・・・?」
お姫様は俯き、ブツブツと喋りだした。
姫:「ちぃ、まさかここで屋敷の者に出くわすとはな。
もう少しで宝が手に入りそうだったものを。」
シャキーン!
オンカイは背にしていた太刀を抜き、構え言い放った。
オンカイ:「貴様、人ではないな。
人特有の気配がまったく無い。」
俯いたままその姫は話す。
気づけば肩まであった髪が
地面につくほどまでに伸び始めている。
姫:「いかにも。
わらわを腐りきった人間と同じにするな。」
ブチブチと何かが切れる音。
肌の皮が剥け、黄色い毛皮のようなものが見えてきた。
カイ:「こいつは・・・。」
オンカイ:「いくらモンスターハンターと言えど、
妄想世界となると敵が変わるでござるなw」
カイ:「あぁ、オンが来てくれなかったら
あのままベットインだったぜw」
オン:「^^;」
見る見るうちに皮が剥がれ、狐を思わせるような姿へと変わった。
姿も先ほどの姫の3倍はあるだろうか。
鋭く尖った牙。
そんな牙を持つ口からは唾液がポタポタと滴り落ちている。
唾液が地面につくと、ジュッ!と一瞬で蒸発するようであった。
どうやら唾液には硫酸のような効果があるようだ。
一言で巨大な狐。
そう、これでいい。(マテ
カイ:「さぁて、オン。
話があるようだけど、
ちょっと邪魔が入っちまったなw」
オンカイ:「急ぐゆえ、
拙者としても快いものではないでござる。」
カイ:「皆を起こすわけにもいかねぇ。
ここは二人で乗り切るぞ!」
オンカイ:「承知した!」
カイ:「っていうか、アレ何なの?w」
オンカイ:「あれは妖狐でござろうな。」
カイ:「ヨウ子!
昔そんな女がいたような・・・。」
オンカイ:「妖狐でござる^^;」
カイ:「^−^;」
妖狐はシューシューと音を立てながらコチラを威嚇している。
今にも襲い掛かってきそうだ。
オンカイ:「団長はここで倒れるべき人ではないでござる!
先手は拙者が!」
オンカイはそう言うと、太刀を構え走り出した。
カイ:「っおい、オン!
まぁ、オンなら大丈夫かw」
オンカイは太刀を妖狐目掛け振り下ろした。
オンカイ:「ハァァ!!」
ザシュ!
地面の砂が軽く吹き飛ぶ。
オンカイ:「中々素早いでござる。」
妖狐は素早く飛び上がり、オンカイの攻撃をかわした。
高く飛び上がった妖狐は体勢を整え、
オンカイ目掛けて急降下してきた。
オンカイは着地地点を確認し、
バックステップでそれを避けた。
だが、妖狐は着地と同時に、
オンカイへと更に飛び込んでくる。
オンカイ:「っく、この間合いではっ・・・!」
妖狐は鋭い牙が生えた口を目一杯広げ、
オンカイの腕へと目標を定め、噛み付こうとした。
カイ:「ソロでやってるわけじゃねぇんだぞ!w」
オンカイと妖狐の間に飛び込む。
カイは大剣を盾代わりにし、妖狐口へ押し当てた。
ガキィィィッ!
妖狐は大剣に噛み付いた。
だが、見る見るうちに大剣の刃が熔けだす。
カイ:「やべーなこれw」
オンカイ:「助かったでござる!
しかし、大剣が!!」
カイ:「オン、そんなことはいい!
今のうちにやってくれ!」
オンカイ:「心得た!
ハアァァァ!!」
ザシュッッ!ジュビィィ!!
オンカイの突き、そこから更に切り上げのコンボを
わき腹付近へ決める。
妖狐:「グゥゥゥゥッ!!」
突きと切り上げの斬撃をもらった妖狐は、
銜えていた大剣を放し、
2〜3歩後ろへと下がり密林の方角へと駆け逃げていった。
流れ落ちた血を追えば、
追跡はできるがあえて見送った。
カイ:「まぁ・・・。
何とかなったなw」
オンカイ:「しかし団長、大剣がもう・・・。」
カイ:「いや、これでいいんだ。」
噛み付かれた刃は、
既に使い物にはならない程であった。
無理に使おうとすれば、
噛みつかれ、熔けた部分から折れるだろう。
カイ:「この大剣は工房のおっちゃんに
預けるつもりだったしなw」
オンカイ:「申し訳ない・・・。
団長それと先ほどの件でござるが!」
カイ:「行くんだろ。」
オンカイ:「コクリ。」
今にも折れそうな大剣を地面へ突き刺し、
辺りを優しく包む月を見上げた。
カイ:「オンとは前にスタイルとかで
話した事あったよなぁ。」
オンカイ:「あの時は親身になって聞いてくれて
嬉しかったでござる。」
カイ:「いやいや。
まぁ、同じこと言っちゃう感じにはなるけどさ、
オンのスタイルいつまでも大切にしていこう。
自分のスタイルがあるってことは胸張っていい事だぜ。
それで自分が楽しんでいるのだから、
他人がそれをとやかく言う資格はねぇ。」
オンカイ:「はい、あの時を思い出したでござる。」
カイ:「人の想いはそれぞれで違う。
だから、自分のスタイルだって人とは
違ったものにもなりやすい。
けどね、そのスタイルで遊んでるオンが、
俺とか絆メンバーからすれば、それこそがオンなんだよ。」
オン:「はい。」
カイ:「絆メンバーは、
誰もオンのスタイルで悪くは言ってないだろ?
もちろん、悪く言う理由なんてどこにもないさ。
だって、それがオンだからなw
最初悩んでいたよね。
自分のスタイルで皆に迷惑かけるかもしれないって。
でも、俺は自分のスタイルで遊んで貰う方が嬉しいよ。」
そう言うとオンカイはゆっくりと歩き出した。
オンカイ:「やはり団長と出会えて色々わかったでござる。
団長も明日で離れるのであろう・・・?」
カイ:「うん。
それでも、絆は無くならないさ。
オンが目指すモノをしっかりと見つけてくれ。
そうじゃないと叱りに行くぞ?w」
オンカイ:「心得た!」
ゆっくり歩いてゆくオンカイ。
遠く離れた所で振り返り、一礼してまた歩き始めた。
歩いてゆくオンカイの背中を見つめ、
加入した時の場面を頭に巡らせていた。
短い期間ではあったが、
オンカイと過ごした時間は
大切に思い出として心にしまっておくとしよう。
いつかまた出会い、
そしてフィールドで共に走れることを願いながら
ゆっくりと自分も歩き始めた。
オン、今まで本当にありがとう。
最後に狩り行けなくてゴメンね。
メンバーが寝ている中、
静かに準備をし、明日出航の船便時間を確認し、
カラクリ城を後にした。
正門につき、砥石で大剣を磨く。
そしてまた大剣を背に構え、
ゆっくりと歩き出したのだった。
出航時間は明日の朝方だ。
まだまだ時間はある。
ゆっくりと、ゆっくりとメンバー達との思い出を振り返りながら、
一歩一歩確実に歩んでいく。
一年半という期間だったものの、
全ての事がまるで昨日の事のように思い出せる。
そんな思い出達を胸の奥にしまい、また一歩。
そしてまた一歩と歩くたびに、カラクリ屋敷が遠のいていく。
姫:「そこの者、待たれよ。」
カイ:「!! 誰だ。」
いきなり背後から呼び止められ、
咄嗟に背にしていた大剣を構えてしまった。
そこには江戸のお姫様を思わせるような
衣装を纏った女性が立っていた。
姫:「お主は屋敷に来ていた者の一人か?」
その言葉でカラクリ屋敷のお姫様なのかと思ってしまった。
カイ:「そうです、
昨日団員であるオンカイと共にやってきた者です。」
姫:「おぉ、やはりそうか。
む、お主特別な者だな?」
お姫様は自分の胸元にある、「絆バッチ」を見つけて尋ねた。
「絆バッチ」は猟団名と団長である証を表したバッチだ。
カイ:「えぇ、まぁそうですが。」
明日を迎えればもう団長ではなくなる。
そのバッチを握り締め、俯いてしまう。
姫:「ほぅ、中々イイ物みたいだな・・・。」
カイ:「はい?」
お姫様の目つきが変わった気がした。
その時、屋敷の方から誰かが走ってきた。
オンカイ:「はぁはぁ、団長!」
カイ:「あれ?
オンじゃないの?」
オンカイ:「拙者、
団長に話しておかなければならないことがあって!
むむ、そちらの方は?」
カイ:「あぁ、屋敷のお姫様でしょ?w
オン、住んでたのに知らなかったのかよーw」
オンカイ:「貴様、何者だ?」
オンカイもまた目つきを変え、お姫様を睨み付けた。
カイ:「おいおい、オン。
この人はだな・・・。」
オンカイ:「団長!屋敷に姫なんておりませぬ!」
カイ:「なんだと・・・?」
お姫様は俯き、ブツブツと喋りだした。
姫:「ちぃ、まさかここで屋敷の者に出くわすとはな。
もう少しで宝が手に入りそうだったものを。」
シャキーン!
オンカイは背にしていた太刀を抜き、構え言い放った。
オンカイ:「貴様、人ではないな。
人特有の気配がまったく無い。」
俯いたままその姫は話す。
気づけば肩まであった髪が
地面につくほどまでに伸び始めている。
姫:「いかにも。
わらわを腐りきった人間と同じにするな。」
ブチブチと何かが切れる音。
肌の皮が剥け、黄色い毛皮のようなものが見えてきた。
カイ:「こいつは・・・。」
オンカイ:「いくらモンスターハンターと言えど、
妄想世界となると敵が変わるでござるなw」
カイ:「あぁ、オンが来てくれなかったら
あのままベットインだったぜw」
オン:「^^;」
見る見るうちに皮が剥がれ、狐を思わせるような姿へと変わった。
姿も先ほどの姫の3倍はあるだろうか。
鋭く尖った牙。
そんな牙を持つ口からは唾液がポタポタと滴り落ちている。
唾液が地面につくと、ジュッ!と一瞬で蒸発するようであった。
どうやら唾液には硫酸のような効果があるようだ。
一言で巨大な狐。
そう、これでいい。(マテ
カイ:「さぁて、オン。
話があるようだけど、
ちょっと邪魔が入っちまったなw」
オンカイ:「急ぐゆえ、
拙者としても快いものではないでござる。」
カイ:「皆を起こすわけにもいかねぇ。
ここは二人で乗り切るぞ!」
オンカイ:「承知した!」
カイ:「っていうか、アレ何なの?w」
オンカイ:「あれは妖狐でござろうな。」
カイ:「ヨウ子!
昔そんな女がいたような・・・。」
オンカイ:「妖狐でござる^^;」
カイ:「^−^;」
妖狐はシューシューと音を立てながらコチラを威嚇している。
今にも襲い掛かってきそうだ。
オンカイ:「団長はここで倒れるべき人ではないでござる!
先手は拙者が!」
オンカイはそう言うと、太刀を構え走り出した。
カイ:「っおい、オン!
まぁ、オンなら大丈夫かw」
オンカイは太刀を妖狐目掛け振り下ろした。
オンカイ:「ハァァ!!」
ザシュ!
地面の砂が軽く吹き飛ぶ。
オンカイ:「中々素早いでござる。」
妖狐は素早く飛び上がり、オンカイの攻撃をかわした。
高く飛び上がった妖狐は体勢を整え、
オンカイ目掛けて急降下してきた。
オンカイは着地地点を確認し、
バックステップでそれを避けた。
だが、妖狐は着地と同時に、
オンカイへと更に飛び込んでくる。
オンカイ:「っく、この間合いではっ・・・!」
妖狐は鋭い牙が生えた口を目一杯広げ、
オンカイの腕へと目標を定め、噛み付こうとした。
カイ:「ソロでやってるわけじゃねぇんだぞ!w」
オンカイと妖狐の間に飛び込む。
カイは大剣を盾代わりにし、妖狐口へ押し当てた。
ガキィィィッ!
妖狐は大剣に噛み付いた。
だが、見る見るうちに大剣の刃が熔けだす。
カイ:「やべーなこれw」
オンカイ:「助かったでござる!
しかし、大剣が!!」
カイ:「オン、そんなことはいい!
今のうちにやってくれ!」
オンカイ:「心得た!
ハアァァァ!!」
ザシュッッ!ジュビィィ!!
オンカイの突き、そこから更に切り上げのコンボを
わき腹付近へ決める。
妖狐:「グゥゥゥゥッ!!」
突きと切り上げの斬撃をもらった妖狐は、
銜えていた大剣を放し、
2〜3歩後ろへと下がり密林の方角へと駆け逃げていった。
流れ落ちた血を追えば、
追跡はできるがあえて見送った。
カイ:「まぁ・・・。
何とかなったなw」
オンカイ:「しかし団長、大剣がもう・・・。」
カイ:「いや、これでいいんだ。」
噛み付かれた刃は、
既に使い物にはならない程であった。
無理に使おうとすれば、
噛みつかれ、熔けた部分から折れるだろう。
カイ:「この大剣は工房のおっちゃんに
預けるつもりだったしなw」
オンカイ:「申し訳ない・・・。
団長それと先ほどの件でござるが!」
カイ:「行くんだろ。」
オンカイ:「コクリ。」
今にも折れそうな大剣を地面へ突き刺し、
辺りを優しく包む月を見上げた。
カイ:「オンとは前にスタイルとかで
話した事あったよなぁ。」
オンカイ:「あの時は親身になって聞いてくれて
嬉しかったでござる。」
カイ:「いやいや。
まぁ、同じこと言っちゃう感じにはなるけどさ、
オンのスタイルいつまでも大切にしていこう。
自分のスタイルがあるってことは胸張っていい事だぜ。
それで自分が楽しんでいるのだから、
他人がそれをとやかく言う資格はねぇ。」
オンカイ:「はい、あの時を思い出したでござる。」
カイ:「人の想いはそれぞれで違う。
だから、自分のスタイルだって人とは
違ったものにもなりやすい。
けどね、そのスタイルで遊んでるオンが、
俺とか絆メンバーからすれば、それこそがオンなんだよ。」
オン:「はい。」
カイ:「絆メンバーは、
誰もオンのスタイルで悪くは言ってないだろ?
もちろん、悪く言う理由なんてどこにもないさ。
だって、それがオンだからなw
最初悩んでいたよね。
自分のスタイルで皆に迷惑かけるかもしれないって。
でも、俺は自分のスタイルで遊んで貰う方が嬉しいよ。」
そう言うとオンカイはゆっくりと歩き出した。
オンカイ:「やはり団長と出会えて色々わかったでござる。
団長も明日で離れるのであろう・・・?」
カイ:「うん。
それでも、絆は無くならないさ。
オンが目指すモノをしっかりと見つけてくれ。
そうじゃないと叱りに行くぞ?w」
オンカイ:「心得た!」
ゆっくり歩いてゆくオンカイ。
遠く離れた所で振り返り、一礼してまた歩き始めた。
歩いてゆくオンカイの背中を見つめ、
加入した時の場面を頭に巡らせていた。
短い期間ではあったが、
オンカイと過ごした時間は
大切に思い出として心にしまっておくとしよう。
いつかまた出会い、
そしてフィールドで共に走れることを願いながら
ゆっくりと自分も歩き始めた。
オン、今まで本当にありがとう。
最後に狩り行けなくてゴメンね。





